iPhone SE (第2世代) の香港モデルを購入しました。シャッター音を消せますよ。
経緯
現在使用している iPhone がずいぶんと古くなり、そろそろ新しいものに変えようと思い始めていました。私が iPhone に求めることは、
- 片手で気軽に操作できること
- Touch ID 指紋認証であること
- マナーモードでカメラのシャッター音を消すことができること
- 技適マークがあること
この 4 点のみです。
2020年初頭、この条件をすべて満たし、比較的購入の敷居が低いものは iPhone 6s の香港モデル、または iPhone SE の香港モデルでした。
しかし、その時点で iPhone 6s は 4 年半以上前に発売された製品であり、チップも A9 です。その時点で最新のチップは A13 であり、4 世代前のチップです。
iPhone SE もその時点で 4 年近く前に発売された製品であり、チップも A9 です。
今 iPhone 6s や iPhone SE を購入してもすぐに陳腐化しそうだな、どうしようかなと悩んでいました。2020年春に発売されると噂されていた iPhone 8 ベースの新型 iPhone SE に期待しながら。
希望の星、iPhone SE (第2世代)
そしてその日がやってきました。
2020 年 4 月 16 日、iPhone SE (第2世代) が発表されました。
しかも、発表時点で最新のチップである A13 搭載、ベースは噂通り iPhone 8 の筐体、それでいて128GB の価格が税込でなんと 54,780 円。この情報を見て思いました。なんだこれは…。これこそ、私が考える最強の iPhone ではないか…と。
あ、あとはシャッター音だ。日本のモデルは? そして、ほ、香港のモデルはどうなってるのか?と確認してみました。
日本で販売されているものは、モデル A2296 です。
香港で販売されているものは、Model A2296 です。
View all technical specifications for iPhone SE.…
過去の iPhone がそうであったように、同じモデルであれば認証情報は同じでしょう。よって、香港モデルにも日本の技適情報があるでしょう。
ただひとつ、モデル名が同じであっても日本モデルと香港モデルの大きな差は、香港モデルはマナーモードでカメラのシャッター音を消すことができる、ということです。ただこの 1 点のためだけに、私は iPhone を購入する際は必ず香港モデルを選ぶようにしています。香港モデル以外の海外モデルでもよいのですが、個人で転送サービスを利用するなど、購入の敷居が上がってしまいます。一方、香港モデルは気軽にネットショッピングで購入できます。
ということで、iPhone SE (第2世代) の香港モデルを購入することに決めました。
注文から到着まで
iPhone の香港モデルの購入はいつも Expansys で行っています。
2020-04-19
Expansys で予約注文をしました。iPhone SE 2 (第2世代) の 128GB、Black を予約しました。配送業者としてはヤマト運輸を指定しました。
2020-04-23
Expansys より、予約注文はもうすぐ出荷開始準備完了です、とのメールが届きました。
この時点で初めて本体価格を知り、すぐに支払いを行いました。支払総額は、日本円で 64,925 円でした。
日本モデルの 128 GB は前述の通り税込 54,780 円なので、それよちも 1 万円程度高くなります。シャッター音を完全に消し去るのに 1 万円を払えるかどうか、それは各々の判断次第でしょう。
iPhone SE A2296, 128GB, Black | JPY63725 |
Shipping | JPY1200 |
Total | JPY64925 |
支払い完了から 1 時間半後に注文承認通知書のメールが届きました。
2020-04-29
Expansys より、出荷通知メールが届きました。発送処理が完了されたとのことです。
2020-05-01
香港ヤマト国際物流株式会社より、「国際宅急便 輸入手続き完了のご案内」メールが届きました。このメールの本文中に、お届け時に関税等3,700円の支払いが必要と記載されていました。
その 2 時間後、クロネコヤマト国際宅急便より、お荷物を 【5月2日(土) 時間帯希望なし】 にお届け予定です、とのメールが届きました。ここにも、お支払い代金3,700円と記載されていました。
2020-05-02
お昼に無事に届きました。
開封
iPhone しか注文していないのに、なんかちょっと大きな段ボールで届きました。

段ボールの中に入っていたものです。やけに段ボールが大きいなと思ったら、Mobile phone wireless charging sterilizing box という製品が付いていました。しかも無料で。OJD-L03 というモデルでした。
そして、一番右側、iPhone 香港モデルの AC アダプタを日本でも使用できるようにする AC アダプタのアダプタも付いていました。無料で。これは、Expansys の粋な計らいですね。ありがとうございます。

iPhone の外箱の裏側です。MXD02ZP/A iPhone SE, Black 128GB で、Model A2296 です。

香港モデルのため、AC アダプタの形状が日本モデルと異なります。

日本の技適マークもありました。

そして、一番重要な点、サイレントスイッチを ON にすると、カメラのシャッター音を消すことができました。
弱点
そんな iPhone SE (第2世代) ですが、唯一の弱点があります。それは、バッテリーの持ちが悪いこと。これは筐体の大きさ、重さとのとトレードオフなので仕方がありません。受け入れるしかありません。
素直にモバイルバッテリーを使用しましょう。