環境
Ubuntu 12.04.2 (3.5.0-26-generic) 64bit
Oracle JDK 7u17
Tomcat 7.0.37
Tomcat 7
Tomcat 7 の導入についてはこちら.
参考情報
Jenkins
ダウンロード
http://jenkins-ci.org/ からダウンロードします.
2013-03-21 時点,バージョンは 1.506 でした.
配置
Tomcat の webapps ディレクトリに置くだけです.
$ cp jenkins.war /usr/local/tomcat7/webapps/
Tomcat が稼働している状態であれば,webapps 下に jenkins ディレクトリが生成され,Tomcat を動かしているユーザのホームディレクトリ下に隠しディレクトリ .jenkins が生成されます,
確認
Tomcat を 8080 ポートで動かしている場合,http://localhost:8080/jenkins に接続し,Jenkins が表示されれば OK です.
1人だけで使うための初期設定
1人だけで使用する際の設定です.
WEB ブラウザから設定します.
登録したユーザ以外に何も見せたくない場合,
Manage Jenkins – Configure Global Security
Enable security にチェックを入れます。
Access Control の Security Realm で,Jenkins’s own user database を選択します.
その際、Allow users to sign up にはチェックを入れておきます.
Save ボタンを押します.
画面右上に sign up リンクができています.
sign up をクリックします.
下記の情報を入力します.
Username:
Password:
Confirm password:
Full name:
E-mail address:
Sign up ボタンを押します.
作成したユーザでログインされます.
Manage Jenkins – Configure Global Security
Access Control の Security Realm で、Jenkins’s own user database を選択します.
その際,Allow users to sign up にはチェックを入れません.
(登録したユーザ,つまり自分以外のユーザを存在させないため)
Save ボタンを押します.
いったん Jenkins からログアウトします.
右上の sign up リンクが消えていることを確認します.
これで自分以外のユーザが存在しないことになります.
しかし,この状態だと,ログインしていない人もいろいろ操作できたり、情報を閲覧できてしまいます.
登録したユーザでログインし,Manage Jenkins – Configure Global Security – Access Control – Authorization で Matrix-based security を選択します.
(デフォルトでは Anyone can do anything が選択されています)
Anonymous については何もチェックしません.
User/group to add: で,登録したユーザ名を Add します.
そして許可する内容にチェックをします.
Save を押します.
これにより,登録したユーザは許可されたことを実行でき,それ以外の人については Jenkins のトップページに接続しても何の情報も見ることができなくなります.
登録していない人はただログイン画面が表示されるのみですし,サインアップも禁止されているのでできません.